村川了孔: 2010年8月アーカイブ

今日は、董其昌(トウキショウ)行草書巻の古典臨書です。

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『在』です。

上手に形を捉えて上品に書けています[verry good]

彼は、素直な性格で私のアドバイスを真面目に聞くので上達が早いです。

 

続いては

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この作品も、バランスよくきれいに書けています[verry good]

最近腕を上げてきたので、彼女の作品を見るのが毎回楽しみです。

先週の土曜日、東京の大地を初めて踏みました。

通過することは、何回かありましたが・・・

 

わくわくしながら降り立った駅は、東京駅ではなく品川駅でした・・・

自分的には、「東京!! 東京!!」と車内アナウンスがあって、いざ東京の大地へ!!

と思ってましたが、品川駅下車・・・

なんかイメージ違う・・・

で、第一歩の感想は。

大阪と、かわらん・・・

毎日見る景色と一緒。

期待が大き過ぎたのでしょうか・・・

遅くなりましたが今回は、読売書法展の授賞式で行って来ました。

新国立美術館です。

画像 016.jpgのサムネール画像

 

右が私。中央が、師匠の安田東鶴先生。左が、先輩の遠藤玄清先生です。

ここで、東京と大阪の違いを初めて感じました。

それは、蝉の鳴き声!

大阪ではクマゼミのジャンジャンと喧しい鳴き声ですけど、

東京では、ミンミンゼミ!!

ミーンミーンの鳴き声が、なんとなく癒されました・・・

東京初感動・・・

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館内です。壁が、ガラスなので明るいです。

でも、こんな曲線のガラスの壁の工事は、大変でしたでしたでしょうねえ・・・

キャットウォークだらけ・・・

授賞式の時間がせまり、展示作品をゆっくりと観れず10分ほどで美術館を後にしました・・・

 

授賞式会場に。

やはり関西展とは違い規模は大きかったです。

人数の多さ、会場の広さ、ケタが違いました。

司会は、日テレのアナウンサー。

ディレクターや、プロデューサーまで・・・

規模が大きいぶん時間も長かったです・・・

2時間半座りつぱなし・・・

懇親会の会場でも、人人人・・・  うんざり・・・

 

会場を後に滴仙会のメンバーで祝杯!

関西のトップの先生方とも合流させていただき祝杯!!

美味しかったです。

で、初東京の感想は、ミンミンゼミ・・・・・・

 

翌日は、お世話になった先生の社中展を拝覧に、姫路へ。

勉強させていただきました。

ありがとうございました。

 

最後に、週末の1番の感動は、

東京ではなく・・・

愛犬の散歩途中、近所の今川で

カワセミ発見!!

大阪市内のコンクリートに囲まれた川で、カワセミに遭遇できるとは・・・

ビックリ! 吃驚!!

 

 

本日の優秀作品は、姉妹です。

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同じ3年生。

そうです。 双子ちゃんです。

二卵性双生児なので、顔も性格も少しちがいます。

字も全然違います。

上の作品の子は、一枚入魂で丁寧に書き

下の作品の子は、印刷機で摺っているかのごとく、イッパイ書きます・・・

やはり丁寧に書くほうがいいと思います!!

今回は、二人そろって大変良く書けてます。

線も太く、大きい字で、左右の払いも非常に美しく書けてます[verry good]

先生の言うことよく聞いてね・・・

 

お盆も、バタバタと過ぎてしまいました。

今回もえいしん展のお手本紹介です。

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[けいうんとぶ]

景雲とは、太平の世に現れるめでたい雲。と言う意味で、

その雲が空に湧きひるがえっているさま。

と言う意味です。

どんな形をした雲なのでしょうか・・・・?

毎日、大阪の空に出て来て欲しいものです・・・

 

続いては、

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[ほうらく]

これは、読んで字の如く。

物が豊富で、楽しい生活をしている。

と言う意味です。

 

今の時代物資は豊富ですが、楽しく毎日過ごせている

という人は、どのくらいいらっしゃるのでしょうか・・・?

私は、辛いことや苦しいことも多々ありますが、

楽しんで苦境にのぞむように心がけています。

ただ、少々豊かさに欠けるせいか「豊」の字に・・・

余裕が無かったかなぁ・・・

 

 

 

 

久しぶりにこども達の硬筆の、作品を紹介します。

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小学校3年生のレベルでは、非常によく書けてます。

まだまだ勉強することはありますので、これからも頑張って!

たいへん良く書けました!![verry good!!]

 

続いては、

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彼女は、教室に来て1年ほどですが、素直な性格もあって上達が早いです。

この調子で頑張って!!

たいへん良く書けました[verry good!!]

 

今年も、えい神展の書く時期になってきました。

生徒さんが、書く意欲の湧いてくるようなお手本を書くのに、

苦労をします・・・

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「喝」(かぁーっ!!)です。

もっと勢いのある感じで書きたいのですが・・・

でも、いい感じでまとまっているかな。

結構お気に入りです。

 

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次は、「恋」です。

今年も、この言葉を書いてしまいました・・・

ひとり者ですから、心のすみに欲望があるのでしょうか・・・

でも、おっちゃん・おばちゃんが「恋」て書くのかっこよくないですか・・・?

 

まだまだ書きますので、次回につづく。

今日は、こどもの硬筆の書く要点を少しお話します。

まず、お手本をよ~く見ることです。

線の始まりが、どこからか。 どこまでか。

一文字のマスを縦横4つに割って考えると良いです。

そして、マスいっぱいますに大きくて濃い文字で書きます。

小さくて薄い字は、元気が無く見えてしまいます。

よ~く見て大きく元気いっぱい伸び伸びと書きましょう。

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高学年になると、マスが無くなります。

文字数も多くなります。

そうなると文字が、ばらばらになってきます。

文字の大きさをそろえる。

行の中心をまっすぐに書く。

文字の横の並びもそろえて書きます。

文字は、小さくならないよう元気いっぱいに大きく書きましょう。

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今日は、鉛筆の持ちかたです。

私の教室に来る子供たちは、かならずと言っていいぐらい

親指を突き出して持っていたり、親指を包み込むように持ったりしてます。

力がないのでどうしても、にぎりしめるように持ってしまうと親指が出たりしてしまうのでしょうが・・・

いろいろな持ち方をしたのを見ますが、やはり見た目にも美しくないです。

仕事がら他人のペンの持ち方も、ついきになって見てしまいますが、大人の方でもきっちりと

美しく持っているかたは少ないです。

若い女性などは、ほとんどと言っていいくらい親指を出しています。

そこらへんからこども達も、そうなってくるのでしょうか・・・

持ち方は、幼少期から直すほうが良いですが、

おとなでも意識をして持つと時間はかかりますが難しいことではありません。

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正しい持ち方です。

親指と人差し指はひっつきません。

人差し指のほうが、親指より前に出ます。

ペンは、人差し指にそうように持ちます。

親指の第一間接は、やや曲がります。反りません。

頑張って正しいペンの持ち方をしましょう。

 

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